会社の設立から、その先の成長まで

会社設立の流れと費用 ─ 株式会社と合同会社、どちらを選ぶ?

「会社をつくりたい」と思ったとき、最初に決めるのが会社の形態です。
この記事では、多くの方が迷われる「株式会社」と「合同会社」の違いと、設立までの流れをわかりやすくご説明します。


株式会社と合同会社の比較

株式会社合同会社
社会的な信用度◎ 高い(取引先・金融機関からの信頼)○ 近年は認知度が向上
設立費用の目安約20〜25万円約6〜10万円
設立にかかる期間約2〜3週間約1〜2週間
役員の任期原則2年(最長10年)→ 任期ごとに変更登記が必要任期なし
意思決定株主総会・取締役会などの機関が必要出資者全員の合意で柔軟に運営
将来の資金調達◎ 株式発行・上場が可能△ 株式の仕組みがない
こんな方におすすめ対外的な信用を重視する方、事業拡大を考えている方少人数で低コストに始めたい方、フリーランスの法人化

設立の流れ(株式会社の場合)

ステップ内容
① 基本事項を決める商号(会社名)、本店所在地、事業目的、資本金の額、発起人(出資者)、役員構成、事業年度
② 定款を作成する会社のルールブックを作ります
③ 定款の認証公証役場で公証人の認証を受けます(株式会社のみ。合同会社は不要)
④ 資本金の払い込み発起人の個人口座に資本金を振り込みます
⑤ 登記申請法務局に設立登記を申請。この日が「会社設立日」になります
⑥ 設立後の各種手続き税務署、都税事務所、年金事務所などへの届出が必要です(税理士・社労士が対応する領域です)

設立に必要な書類

  • 定款(3通。公証役場用・法務局用・会社保管用)
  • 発起人の印鑑証明書
  • 役員の印鑑証明書
  • 資本金の払い込みを証する書面
  • 会社の実印(法務局に登録する印鑑)
  • 印鑑届書

設立費用の内訳

費用の項目株式会社合同会社
登録免許税15万円(資本金の0.7%。最低15万円)6万円(資本金の0.7%。最低6万円)
定款の認証手数料3〜5万円(資本金額による)不要
定款の収入印紙4万円(電子定款なら0円)4万円(電子定款なら0円)
登記事項証明書など数千円数千円
合計の目安約20〜25万円約6〜10万円

※上記は実費の目安です。司法書士の報酬は別途かかります。


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