成年後見 ─「親の様子が、すこし変わってきた」と感じたら

最近、お金の管理がうまくできなくなった。同じものを何度も買ってきてしまう。

ご家族がそう感じたとき、心配になるのは当然のことです。

成年後見制度は、判断能力が衰えた方の財産と暮らしを、法律の力で守るしくみです。


成年後見制度でできること

財産の管理

  • 預貯金の管理、入出金の確認
  • 不動産の管理・処分(家庭裁判所の許可が必要な場合あり)
  • 年金や保険金の受け取り
  • 税金の申告・納付

暮らしの支援(身上監護)

  • 介護サービスの契約
  • 施設への入所手続き
  • 医療に関する契約

不利益からの保護

  • 悪質な勧誘による不要な契約の取り消し
  • 詐欺的な商法からの保護

2つの後見制度 —「いま」と「これから」

成年後見制度には、「法定後見」と「任意後見」の2つの種類があります。すでに判断能力が衰えている場合は法定後見、元気なうちに将来に備えたい場合は任意後見です。

法定後見と任意後見の違い ─ どちらを選べばいいのか


後見の申立ての流れ

法定後見を利用するには、家庭裁判所への申立てが必要です。書類の準備から審判まで、約2〜4か月かかるのが一般的です。

「もう少し様子を見よう」と思っているうちに、手続きが間に合わなくなるケースも少なくありません。

後見の申立てから開始までの流れ


「家族信託」という選択肢もあります

近年、成年後見制度と並んで注目されているのが家族信託です。不動産や金融資産の管理を柔軟に行える仕組みで、成年後見と組み合わせて使うケースもあります。

家族信託と成年後見の比較 ─ どちらを選べばいいのか


こんなときは、早めにご相談ください

  • 親の判断能力が衰えてきて、預貯金の管理が心配
  • 遺産分割協議をしたいが、相続人のなかに認知症の方がいる
  • ひとり暮らしの親が、不要な契約や高額な買い物をしてしまう
  • 将来の自分の財産管理について、元気なうちに備えておきたい
  • 障がいのある子の将来の生活が心配

ふみチュウ

おひとりで抱え込まないでください

「どうすればいいんだろう」と思ったそのときが、相談のタイミングです。

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完了 → 書類一式をお渡しし、ご説明します

困ったら、話す。 それだけで、
動き出すことがあります。

どうすればいいか分からないときは、そのまま聞かせてください。
お話を伺いながら、一緒にやる
べきことを整理していきましょう。

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