そんなお気持ちで立ち止まっていませんか。
そして令和8年(2026年)5月から、民事裁判の手続きがデジタル化されました。「ただでさえ不安なのに、オンラインなんて」と感じられるかもしれません。
けれど、どうぞご安心ください。
ご自分で進める裁判(本人訴訟といいます)を、書類づくりからオンラインの操作まで、隣でそっと支えるのが、司法書士の仕事です。
目次
たとえば、こんなときに
身近な例を、いくつか挙げてみます。
「自分のことかもしれない」と思われたら、それはもう、ご相談のきっかけです。
敷金が返ってこない
きれいに使って退去したのに、敷金が戻ってこない。大家さんに連絡しても、のらりくらりとかわされてしまう。金額は数十万円——弁護士に頼むには気が引けるけれど、泣き寝入りもしたくない。
貸したお金が返ってこない
友人に貸した十数万円。借用書も書いてもらったのに、約束の期日を過ぎても返してもらえない。催促しづらい間柄だからこそ、第三者の手続きにのせたい。
納品したのに報酬が支払われない
フリーランスでデザインや原稿を納め、検収もされたのに、代金が振り込まれない。何度メールしても返事がない。少額だからと諦めるには、惜しい仕事です。
払ったのに、商品が届かない
ネットやフリマで代金を支払ったのに、商品が届かない。あるいは、説明とまるで違うものが届いた。
こうした「60万円以下のお金の支払いを求める」トラブルには、少額訴訟という、原則として一回の期日で結論が出る手続きが用意されています。ご本人でも申し立てやすい、身近な裁判です。
ただ、いざ進めようとすると、「訴状ってどう書くの」「証拠は何を出せばいいの」「オンラインのアップロードができない」と、つまずく場面が出てきます。
その、つまずきやすいところを、ひとつずつお手伝いするのです。
司法書士は、こんなふうにお手伝いできます
ご相談者が主役のまま、必要なところだけ支える——そんな関わり方ができます。
- お話を整理して、訴状(少額訴訟の申立書)を作ります
いちばんの土台です。何をどう書けばよいか、いっしょに組み立てます。 - 証拠の整理をお手伝いします
契約書、メールのやりとり、振込の記録——手もとにあるものを、裁判所に伝わる形に整えます。 - 「サポータ」として、書類のオンライン提出を代行します
作った書類をPDFにして、ご本人に代わって裁判所のシステムへ提出します。 - 「システム送達受取人」として、届いた書類を受け取ります
相手方から届いた書類をシステム上で受け取り、ご本人にお伝えします。 - アカウント作成やウェブ会議の準備を支えます
最初の登録のお手伝いや、ご自宅に機器がない場合に事務所でご参加いただける場合もあります。
「全部お任せ」ではなく、「自分でやりたい。でも、ここだけ手伝ってほしい」。
そのご希望に、ちょうどよい距離で寄り添えるのが、司法書士です。
そしてもちろん、ご希望があれば、代理人としてお引き受けすることもできます(簡易裁判所で扱う一定の事件に限られます)。「自分で進める」も「お任せする」も、ご相談者がいちばん安心できる形をお選びいただけます。
安心していただきたいこと
ご本人のIDやパスワードを、司法書士がお預かりすることはありません。あくまでご本人がログインなさり、その操作を横でお手伝いする形です。
また、「書類づくりからすべて」も「操作だけ少し」も、ご事情に合わせてお選びいただけます。操作のお手伝いだけをご依頼いただく場合は、お手伝いの範囲を確認書で取り交わしますので、どこまでをお願いできるのか、はっきりした形で進められます。
おわりに
「これくらいのこと」と思って諦めてしまう前に、どうぞ一度、声をかけてください。
ご自分の手で進める裁判を、書類とオンラインの両面から、いっしょに支えます。
なお、この記事は民事訴訟(少額訴訟など)についてのお話です。相続放棄のような家庭裁判所の手続きは別の仕組みで、オンライン化はもうしばらく先になりますが、書類作成のお手伝いは今も変わらず承っております。
翔栄法務司法書士事務所
東京都世田谷区北沢4丁目26番1号
TEL 03-5452-0885
※令和8年(2026年)5月21日施行の制度をもとに、一般の方向けにやさしくまとめたものです。具体的なご相談は、個別の事情を伺ったうえで対応いたします。
